クニちゃん
ビール造りに使うホップって、いろんな役割があるって聞いたけど、どんな役割なんですか?


酒仙人
本格的に暑くなってきたのぉ〜。夏はビールを一段とおいしく感じて消費量も増えるんじゃが、特にキンキンに冷えたビールなどは、喉越し爽やかでスッキリ感が最高じゃな。ビールは、その苦みと炭酸がえも言われぬ魅力になっておるのだぞよ。

ビール好きにはたまらんその“苦味”と“香り”は、どこから来るか、知っておるかな? それは、ホップという植物の雌株の花に由来するんじゃ。ホップの雌株に実る松かさみたいな形をした実は、「毬花(まりばな)」と言うんじゃが、その中にあるルプリンという黄色い小さな粒が、ビールに独特の苦みと香りを付けておるんじゃよ。

ホップには、その他にもいろいろな役目があるぞよ。例えば、防腐効果や食欲増進、消化促進、催眠といった効果があるんじゃ。ホップは西暦700年代からヨーロッパ各地の修道院の薬草園で栽培されておったようじゃが、一般的にビールにホップを使うようになったのは、1200年代にドイツで、と言われておる。
ビールは実にバラエティーが豊富なんじゃ。例えばホップをたくさん使った「IPA(インディア ペール エール)」は非常に強いホップの香りと苦味があってのぉ、アルコール度数も高めでインパクトの強い味なんじゃが、これがまたビール好きにはたまらんのじゃよ。

ビールに欠かせない苦みと香りの素となるホップには、防腐効果や食欲増進、消化促進他の役割があります

◆参考: 『ビールの基』藤原ヒロユキ、『知識ゼロからのビール入門』幻冬舎


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