クニちゃん
「新酒 」とか 「生酒」、「ひやおろし」 って聞いたことあるけど 、どう 違うんですか?


酒仙人
日本酒造りの本番は、なんと言うても冬なのじゃ。ほとんどのほとんどの蔵は、10 月から3月の寒い時期 に日本酒を作っておる。

最初の酒が出来上がる11 月末から12月に出荷される日本酒が「新酒」 じゃ。「しぼりたて」「初しぼり」と言うこと あるのぉ〜。味の特徴 は、新鮮な香りと爽やかな苦み、キレのよい飲み口じゃ。

この時期は、ほかにもフレッシュなのがいろいろ登場するぞよ。「あらばしり」って知っておる かの? 醪(もろみ)と言うてな、原料を混ぜて発酵させ、最後に搾って日本酒になる直前のもんじゃが、それを搾るときに最初にてくる酒を「あらばしり」と言うんじゃ。新酒同様、キレのある飲み口で華やかな香りが魅力となっておる。

3月から5月限定で、「にごり酒」「滓(おり)がらみ」と言う、うっすら濁った日本酒もあるぞよ。瓶の中でまだ酵母が生きて負って口に含むと「シュワッ」とはじける微炭酸を含むものもある。近ごろはコレがまた、なかなか人気じゃ。

6月から8月にかけての夏の季節は「冷やして飲むとおいしい酒」が出荷される。フレッシュ感が求められるから、いわゆる「生酒(なまざけ)」が多いんじゃ。「生酒」は、通常2回行う“火入れ(加熱処理)を1度もしない日本酒のこと。夏場は生酒を凍らせた「凍結酒」も出回るから。半解凍でみぞれ状のものをぜひとも飲んでみんしゃい。

秋まで貯蔵して熟税させた日本酒は、味がまろやかになる。「ひやおろし」「秋あがり」と言われておる。クニちゃんも、ぜひ日本酒の味の違いを試してみてはどうかの?

◆参考・『酒がもっと旨くなる! 日本酒学』( 洋泉社 )


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