クニちゃん
最近、甘酒の種類が増えてますね。 甘酒って、元々夏の飲み物なんですか?


酒仙人
確かに今、甘酒は人気じゃのぉ。甘酒全体の売り上げは一時の勢いほどではないにせよ、現在も順調に売り上げを伸ばしておる。2010年から2016年までに、なんと約5倍にもなっておって、市場規模は150億円に迫っておるぞよ。

人気の理由の一つは、甘酒の機能性じゃ。血行と代謝を促進し、美肌効果やダイエットにも有効であるとされておるから、従来は高年齢女性の消費が大部分じゃったんじゃが、現在は30〜40代の飲用者も増えておるのじゃ。また、愛飲する人は、定期的に大量に購入する傾向があるそうじゃ。

甘酒は「冬の飲み物」というイメージを持っている人が多いが、以前の記事(2017年7月21日配信)にもある通り、江戸時代のころは夏に飲まれておったんじゃよ。俳句でも夏の季語になっておる。甘酒は栄養効果が高く、夏バテにも効果的じゃから、ぜひ今の時期に飲んでほしいのぉ〜。

甘酒は米麹から造られるものと、酒粕から造られるものの2種類あるのを知っておるかの?現在、食品加工メーカーや酒造メーカーからいろんな甘酒が販売されておる。

2011年は酒粕から造られる甘酒の割合が多かったんじゃが、ここ最近はアルコール0%で、滑らかな飲み心地などの特徴から、米麹で造られる甘酒の売り上げが増えて、逆転する勢いを見せておる。

また、食品加工メーカー、酒造メーカー各社は、他者との差別化や酒粕や米麹の独特の香りを軽減するために、スパークリング甘酒や、フリーズドライのレモン味の甘酒、乳酸菌が入った甘酒などいろんな商品を出しておる。
皆も、この夏はいろいろな甘酒を飲んでみてはどうじゃな?

◆参考 『訪日外国人客に対する日本産酒類の効果的な販売・提供方法』(発行/NPO法人FBO)


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