クニちゃん
赤ワインは冷やさないで飲む方がいいって聞いたけど、それで合ってますか?


酒仙人
確かに、「白ワインは冷やして」「赤ワインは常温で」と言われておるな。これは普段ワインを飲まない人でも、知っていることじゃろう。

一口に赤ワインと言っても、その味わいはさまざま。甘酸っぱくフルーティーなタイプなら、冷やして飲んだ方がおいしいのじゃよ。

逆に渋みのあるどっしりとしたワインなら、温度は高めの方がいいんじゃよ。ワインを冷やすと、「渋み」が「えぐみ」になるから、温度が高い方がまろやかに感じられるぞよ。しかし、温度は高めといっても、20℃以下が良いのじゃ。人間の体温は36℃程度じゃから、口に入れれば冷たいと感じる温度じゃな。

ワインはブドウ、つまり果物からできているお酒じゃから、基本的にはすべて冷やして飲んだ方が良いのじゃ。実はワインでいう「常温」とは、17世紀頃のフランスの平均気温を指しておって、おおよそ14〜17℃くらいなのじゃ。つまり、赤ワインを日本で考える常温で飲むと、温度が高すぎてしまうという訳じゃな。

ただ人の味覚はそれぞれ違っておるから、この飲み方でなければダメということはないぞよ。お好みの温度を探しながら飲み比べてみるのがおすすめじゃ。

日本の「常温」は、赤ワインには高すぎる?

■参考 『ワインの基』(NPO法人FBO)『赤ワインは冷やして飲みなさい』(友田 晶子著/青春新書プレイブックス)


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