クニちゃん
最近シュワシュワッと泡の出る日本酒が人気なんですって?


酒仙人
そうなんじゃよ。今、日本酒の中でも、近年開発された「スパークリング日本酒」が非常に注目されておるんじゃ。スパークリング日本酒は「活性清酒」「発泡性清酒」などとも呼ばれておるぞよ。

一口にスパークリング日本酒といっても、いろいろあってのぉ〜、「アルコール度数が高くしっかりした味わいのもの」「アルコール度数が低く甘口に仕上げたもの」「カジュアルで飲みやすいタイプ」から「本格的なシャンパーニュ方式で生み出される繊細かつ持続性の高い泡をもつ高級タイプ」まで、実にさまざまなタイプがあるのじゃ。

炭酸の発生はアルコール発酵に深く関わりがあるのじゃ。どのお酒もアルコール発酵させて造るんじゃが、アルコール発酵するときには、必ず炭酸ガスが出るって知っておったかの?
じゃから、アルコール発酵が終わったばかりのお酒は、みんな炭酸ガスを含んで、シュワシュワしておる。その後、加熱殺菌や濾過、貯蔵することで、炭酸ガスは抜けてゆくのじゃよ。

スパークリング日本酒の造り方は大きく二つある。一つは炭酸ガスを添加する手法で、もう一つは発酵の時に生じた炭酸ガスを利用する方法じゃよ。後者の場合は、瓶の中でさらに発酵させて炭酸ガスを生じさせたり、瓶に移す前のタンク内で発酵させたりするんじゃ。他にもいろいろな方法があるぞよ。そして、製法によってその味わいは大きく異なるんじゃ。

2016年に設立された「awa酒協会」は、フランス産の高級スパークリングワイン「シャンパン」に匹敵するような、スパークリング日本酒の開発とブランディングを目指しておる。
その「awa酒協会」では、原料や製法の厳格な基準をクリアしたものを「awa酒」に認定しておるのじゃ。2017年度は8社10銘柄、2018年度は12社18銘柄がawa酒に認定されたぞよ。これからさらに、スパークリング日本酒の地位向上が期待されるのぉ〜。

実は、2月3日(日)に、awa酒協会の永井理事長(永井酒造株式会社 代表取締役)をお招きして行う、セミナーが開催されるのじゃ。awa酒8種類のテイスティング付きのセミナーじゃから、気になる方はぜひ参加されてはいかがかな?
申し込み・詳細はコチラ ⇒ https://academy.fbo.or.jp/?p=6842

■参考 『新訂 日本酒の基』、『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』(NPO法人FBO)


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