季節で楽しむ -日本酒 楽しむ-


日本酒は季節観溢れ、様々な楽しみ方ができるお酒です。日本酒を「季節」で楽しみましょう。

今では数少ない年の瀬の風物詩「酒林」

最近ではお目にかけられなくなりましたが、新酒の出来る初冬のころには、どの酒屋でも杉の葉を切り束ねて球状にした「酒林」が店先につり下げられました。これは「新酒が出来ました」の合図で近頃では酒販店の装飾品として使われることもある様です。 この「酒林」をつるすならわしは、酒の異名「掃愁箒(うれえをはらうほうき)」からきているという一説があります。愁いを払う箒とは、すがすがしい気分にさせてくれるもので、いい香りのする杉の葉で作った酒箒がそれに相当するというわけです。また酒神を祀っている奈良の三輪神社のご神体が杉の木であるということから、掌酒(さかびと)が神の力を借りて一夜のうちに美酒を醸したという故事...
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10月1日の「日本酒の日」には確かな根拠あり

「日本酒の日」というのをご存知でしょうか。10月1日がその日にあたるその根拠とは?酒に関する漢字-酌、酔、酩、醪、醸・・・・にはツクリ「酉(とり)」が共通しています。「酉」は酒壷を表す象形文字で、古代にさかのぼるにつれて下のほうがだんだんとすぼみ、その昔、酒を熟成させるために用いた酒壷の形のようにみえます。もとは「酉」だけで酒を意味していましたが、後の液体に表す“サンズイ”がついて今の酒という字になったといいます。 この“酉”は、十二支の中の10番目の“酉”としても使われています。酉の月は10月の新穀の実る月であります。その穫り入れた新穀を使い、酒造りを一斉 に始めた月なので「酒の月」ともされ...
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