混和焼酎の表示方法 -焼酎 知る・学ぶ-


混和焼酎とは、焼酎甲類と焼酎乙類をブレンドしたもので、消費者の多様なニーズに応えて造られた焼酎です。シンプルな味わいの焼酎甲類と香味の複雑な焼酎乙類ブレンドすることにより、ほどよい香味に調整します。比較的安価なものが多く、また、焼酎乙類に近い味わいを楽しめることから、近年、出荷量の伸びが非常に高くなっています。


主な表示事項について

分 類 表示用語例
義務表示
連続式蒸留焼酎と単式蒸留焼酎を多い順に列記 原材料(焼酎名の後に( )書きで原材料を多い順に列記)
任意表示
冠表示(※冠表示は商標と同一視野の見やすい場所に表示しなければならない)

混和焼酎の規定

混和焼酎の名称として「連続式・単式蒸留焼酎混和」「焼酎甲類・乙類混和」又は「ホワイトリカー12混和」といった表示ができます。さらに、ブレンド率の違いで例外的なケースが認められており、例えば混和した方の焼酎が混和後の焼酎全体の5%未満の場合、混和量の多い方の品目だけの表示が可能です。例えば、単式蒸留焼酎を3%ブレンドした混和焼酎では、「連続式蒸留焼酎」の表示も可能。 ただし、単式蒸留焼酎または焼酎乙類の代わりに「本格焼酎」は使用できません。連続式蒸留焼酎5%未満の混和焼酎でも「本格焼酎」は、名乗れません。


混和率多い順に表記 06-4.jpg

連続式蒸留焼酎の割合が多いので「連続式・単式蒸留焼酎混和」となりますが、旧酒税法時の名称も可能になります。ここでは「焼酎甲類乙類混和」と表記されています。

冠表示 06-4.jpg

混和後の焼酎が、混和された焼酎乙類に使った原材料の香味特性を持っている場合に限り、冠表示が認められます。「○○ 100%」「純○○」「オール○○」「全○○」(○○は原材料名)などの表示は禁止されています。

原材料の多い順列 06-4.jpg

混和率と各原材料を表示する理由は、以前、原材料名の表示があいまいなことで、甲乙混和焼酎と本格焼酎の誤認が発生しやすい問題を改善するためです。添加物(砂糖、合成着色料など)を使用した場合その旨を原材料の表示に続いて表示。

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