焼酎のテイスティング -焼酎 知る・学ぶ-


1.アルコール度数の高さに注意すること

焼酎の中には60°を超える商品も存在します。この強いアルコールのせいで、焼酎本来が持つ香りや味わいがとらえられない場合があります。また長く続けると、鼻も舌も麻痺してきますので、一度に数多く行わなわず、常に口をゆすいだり、アルコール臭のない部屋で休憩を取るなどしながら、行って下さい。

2.始めはストレートの状態で行うこと

ただし、アルコールに弱い方や、香りや味わいの細かな要素をとらえなければならないときには、少し水を加えて行うことも可能です。その場合、25°の商品 なら、焼酎8に対して、水2を加えるのが目安になります。使用する水は軟水が好ましいでしょう。

3.香りを重視すること

蒸留酒である焼酎は、味わいよりも香りの要素の方が圧倒的に多くなります。グラスに入った状態で確かめる上立ち香と、口に含んだときに、鼻腔に戻る含み香がの両方の要素が重要になります。

4.適切な酒器を選ぶこと

テイスティングに使用する酒器は、色調が判断しやすい透明なもの、香りがとらえやすい形状のものが好ましく、ISO国際規格テイスティンググラスなどが理想です。また、強い香気成分が残ることもあるので、グラスの洗浄を徹底することも肝要です。

5.適切な温度で行うこと

テイスティングを行う際の適温は、18~20°Cになります。これより温度が低すぎると、焼酎に潜むさまざまな香気成分がとらえにくくなります。

6.比較対象を明確にすること

焼酎をテイスティングする場合、何と比較をすべきなのかを決めてから行わなければなりません。 原料別、製造方法別、地域別、熟成年数別などと、何と比較するかで、評価は全く異なるので、テーマを明確にしたテイスティングを行うようにして下さい。 例えば、久米島の久米仙古酒をテイスティングする場合でも、何と比較するかで右のように評価が異なってきます。

7.原料の特徴がどうでているかを探ること

例えば、芋焼酎でも、主原料であるさつま芋に由来する要素と、副原料である米麹に由来する要素があります。焼酎の場合は、原料別で比較することが多いので、これら原料の特性がどのように反映されているかを探ることも忘れてはいけません。

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