クニちゃん
(クニちゃん)中国の白酒って、どんな種類があるんですか?


酒仙人

白酒は中国産の酒類の中で最も生産量が多いお酒じゃぞい。他の中国産の酒類より歴史は新しいといわれておるが、それでも1000年前後の歴史があるのじゃ。産地も原料も多様じゃから、味も香りも一様ではなく、数多くの名称で呼ばれておる。今回は香りによる名称をお伝えするぞよ。一般的には味や香りから下記の5つに分類されるのじゃ。

①濃香型(のうこうがた)
特有の濃厚な香味特性を持ち、バランスのとれた爽やかな甘味が特徴で、伝統的なパイチュウに多いタイプ。 濃厚で強烈な香りの成分はカプロン酸エチルで、日本酒の吟醸香と同じじゃ。含まれる有機酸やそのエステルの成分の中には、日本酒や焼酎などにはない成分もあり、その特徴を創り上げておる。代表的なパイチュウは、四川省の「五糧液(ごりょうえき)」「濾州老窖大曲酒(ろしゅうろうこうたいきょくしゅ)」などじゃ。

②醤香型(しょうこうがた)
醤香があり、上品ながら濃醇で後味が残る。代表的なのは、貴州省の「茅台酒(まおたいしゅ)」じゃ。

③清香型(せいこうがた)
上品で柔らかな丸みのあるパイチュウ。酢酸エチルが総エステルの55%以上を占めておる。北方地域で生産され、代表的なのは、山西省の「粉酒(ふんちゅう)」などじゃ。梨のような果実香を持つといわれておるぞよ。

④米香型(べいこうがた)
米を主原料に、小曲という麹を使って固体発酵法で造られる、香りが低く、雑味が少なく穏やかな甘味があるんじゃ。代表的なものは広西壮族自治区の「桂林三花酒」で、中国南部で造られておる。

⑤複香型(ふっこうがた)
上記4タイプの香味を2つ以上持っておるパイチュウじゃ。貴州省の「薫酒(とうしゅ)」が代表的じゃな。大曲酒と小曲酒をブレンドするので、香味のバランスが取れているものが多いとされておる。

一口に白酒と言うても、その香りや味わいはさまざまじゃ。奥深い白酒の世界に足を踏み入れてはいかがじゃろうか? 2月20日(木)、2月21日(金)に白酒のメーカーが来日して行う、白酒の試飲会をANDAZ TOKYO(虎ノ門ヒルズ)にて開催いたす。フレアバーテンダーが白酒カクテルを振る舞ったり、とても高価な白酒が振る舞われたりする試飲会に無料で参加できるぞよ。皆の衆も足を運んでみてはいかがかの?
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■参考 『スピリッツの基』(NPO法人FBO)

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