【特別企画】今、日本酒は世界へ -日本酒 楽しむ-


今、世界で日本酒人気が高まっていると言われています。実際に輸出量はこの10年でほぼ倍となっており、国税庁が2014年2月19日に発表した「平成25年 酒類の輸出動向について」によると、平成25年の酒類の輸出金額は約251億円、その内日本酒は105億2,400万円を占めるまでになっています(前年比17.6%増)。

清酒の相手国別輸出実績の推移(数量) 日本酒酒造組合中央会Webサイトより
https://www.japansake.or.jp/sake/about/data/01.html

とうとう輸出総額が100億円を突破した日本酒。但し、「各国を代表する酒の輸出額(2011年)」では、フランス(ワイン)7740億円、イギリス(スコッチウイスキー)5150億円であることを考えると、ゴールはまだまだ先のこと。しかし、世界のワイン消費量が約2,400万Klであることを考えると、日本酒の輸出を拡大する余地はまだまだありそうです。

そこで当会では、主に海外在住のFBO認定会員の方々にご協力頂き、どんな国(都市)で、どんな人が、どんな日本酒を、どのように楽しんでいるのか、また今後どのような日本酒を、どのようにサービス、セールスすべきなのかをテーマにした各国の生の声が反映されたレポートの連載を開始致します。

第3回韓国 ~隣の国、韓国における日本酒事情~

2014年6月 1.隣の国、韓国について 韓国の人口は、約5,000万人(2012年現在)。国土面積は日本の四分の一程度なので、人口密度の高さがお判り頂けると思います。民族別では韓国人がほぼすべて。韓国人は単一民族であることに誇りを持っています。宗教別では、仏教(約23%)、プロテスタント(約18%)、カトリック(約11%)、その他(儒教など)、無宗教(約46%)で構成されています。日本と比べるとキリスト教徒が多いのもひとつの特徴になりましょう(夜のソウルを見ると町の至る所で赤い十字架が見かけられます)。また、韓国は儒教の国と呼ばれるほど、社会・文化に儒教の影響を色濃く受けており、使用言語は韓...
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第2回台湾 ~ここは日本!?親日台湾における日本酒人気~

2014年5月 1.親日家の多い台湾人 台湾は人口約2335万人(2013年8月現在)の国で、面積は日本酒の九州位。北半分が亜熱帯、南半分が熱帯地域となります。首都の台北市は1年中温暖でハッキリとした四季はなく、長い夏と短い冬があるのみです。98%を漢民族が占め(原住民族は約14族を数え、全人口の約2%)、宗教は仏教、道教、キリスト教などと多様です。通貨の台湾元は1元=約33円(2013年11月5日のレート)となります。ご存知のとおり、日本とは地理的にも近く、歴史的にも縁が深く、2013年度の日本から台湾への訪問者は143万人を超え、台湾からは234万人以上が日本を訪問しています。東京の羽田空...
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第1回シンガポール 〜シンガポールは日本酒天国!〜

2014年4月 1. シンガポールの食事情 シンガポールは、アジア有数の豊かな国であり、GDPは、2,765億USドル(2012年)ですが、国民1人当たりのGDPは5万2,051USドルとなっており、日本における国民1人当たりのGDP(4万6,735USドル)を上回っています。年間可処分所得は3万USドル超であり、世帯ベースの収入は、共働きの世帯が多いとはいえ、月収1万Sドル(日本円で約80万円)以上という世帯が人口の30%を占めています。このことからも、購買力が高いことが伺え、外食率も高いという傾向があります。 シンガポールの人種構成比は、中華系74%、マレー系13%、インド系9%、その他4...
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